Column
2022.09.30
不動産を購入するときには住宅ローンを組むのが一般的ですが、ローンの返済中に不動産を手放すことになったらどうすればいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
住宅ローンが残った不動産を売却する際には、必要な手続きを踏まなければ不利益を被ってしまいます。この記事では、杉並区で不動産売却を検討している方に向けて、不動産売却時にローン残債がある場合の売却方法や注意点をご紹介します。
抵当権とは、住宅ローンの返済ができなくなったときに、借入先の金融機関が不動産を担保にして現金化し、優先的にお金を回収できる権利のことです。
抵当権が設定されているままでは不動産売却ができないので、法務局へ申請して抵当権抹消登記をする必要があります。
抵当権抹消登記をするためには、住宅ローンを完済しなければなりません。
つまり、不動産売却時にローン残債がある場合は、ローンを完済して抵当権を抹消したうえで売却する必要があります。
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不動産売却時にローン残債があり手持ちのお金で完済できなくても、売却額をローンに充てる方法があります。
売却額がローン残債を上回る場合をアンダーローンといい、アンダーローンなら買主・売主・ローン担当者・司法書士の同席で完済と売却を同時におこなえます。
司法書士による登記申請書類の確認後、振り込まれた代金をローンの完済に充て、司法書士が手続きした抵当権抹消登記の書類が後日送付される流れが一般的です。
また、アンダーローンの場合は、リースバックを利用すれば、不動産売却をしても買主から賃借して家に住み続けることができます。
一方、売却してもローン残債が残る場合をオーバーローンといい、残債を貯蓄や住み替えローンで完済しますが、完済できない場合は不動産会社に任意売却を申し込むのも可能です。
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不動産売却時にローン残債があるなら、現在の家を売却してから新居を探す売り先行で売却を進めましょう。
引っ越しが2回必要になるなどのデメリットはありますが、資金の工面がしやすいのがメリットです。
とくに、売却額がローン残債を上回るアンダーローンの場合、築年数とともに不動産の価値は下がるので、早めに売却しましょう。
また、オーバーローンで任意売却を選択すると、いわゆるブラックリストに滞納の記録が残ってしまい、クレジットカードの作成などに支障が出る可能性があるので注意が必要です。
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不動産売却時にローン残債がある場合には、まずはローンの完済が必須です。
ローン残債がある場合ならではの注意点もあるので、資金計画をよく考えたうえで売却を検討しましょう。
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